まるっと自分の時間ですよって、いいな
その時お付き合いしていた人とお別れして、カップルセラピーに行った時に、「共依存」と言われて、確かにずっとそうだなって思って、どうにかしたいと思ったのがきっかけでした。今までは、人に頼って生きてきたんです。誰かに依存して、この人のせい、みたいな…
その時は、本当にもう空っぽ状態だったので、何をしていいのかも分かりませんでした。まず「これをしたい!」って考えられたらいいなと思っていました。
当時は、心理カウンセリングを受けるか、 コーチングを受けるか、どっちにしようかなって迷っていました。 でも、共依存って言われたし、症状は分かっているから、自分で向き合えば、大丈夫でしょう、と思って。そう思ったら、やっぱり、コーチングかなと思ったんですよね。
コーチングのプラットフォームで、色々なコーチのプロフィールに○○専門と書いてあっても、あまり、ぐっと来なくて。そんな時、あさみさんのホームページに出会いました。ホームページに書いてあることの全部が、あたたかくて、 柔らかさがいいなと思いました。
あさみさんの「優しい気持ちであふれる世界になるんじゃないかな?」っていう、この大きいビジョンを見て、落ち込んでいる場合じゃないなと感じました。とにかく自分をどうにかしないと、と思っていたんですけど、自分をよくしよう、立て直そう、という目線ではなくて、まず、人の話を聴けるようになりたいな、って。
あと、あさみさんとの距離感を近くに感じたっていうのもあります。
イベントや朝活があったので、面白そうだし、色々な機会をもらえそうだなと。あと、フランスに住んでいたところもですね。私も海外に住んでいたことがあるので、海外に1回行ったことある人の方がいいかなと。
私は、いつも人の話を聞く方なので、自分も思っていることがいっぱいあるのに、あまり言わないタイプなんです。なので、たっぷり1時間、自分の時間として使えるのが、 すごく良かったんですよね。はけ口というか、もっと話したいっていうのもあったかもしれないです。1時間、丸々自分の時間ですよって、いいなって。
なんか、いいのかな、っていうくらい…話しをさせていただきました。(笑)
コーチングのイメージとちょっと違った?!
最初、ワークをたくさんやったことで、考えたこともなかった考え方や感覚を得られたかなと思います。あと、私は、セッションが始まってすぐに、「1年の振り返り朝活」と「1年のプランニング朝活」にも参加したことで、自分のことを振り返れたことがよかったですね。そこから、通常のセッションに入った時には、実は、ちょっと戸惑ったんです。何を話そうって…
最初は、職場の話をしたと思うんですが、こんな話していいのかな?と思いながら話し始めました。実は、 私のコーチングのイメージとちょっと違ったんですよね。
「やりますか」「それに向けて、じゃあ計画立てて」みたいに、常に未来を考えるイメージでした。 愚痴っぽいことって、対応してもらえるのかな?って。
今まで、改善がない場所に対して、いつも同じように対応していることが嫌でした。セッションを受けて、別にこの人に認められなくていいということに、気がついて… 仕事を辞めるって決めました。
別に、頑張らなくてもいいかな、と気がついたのは、すごく大きかったですね。優しさが空回りしていたのかもしれません。改善した方がいいみたいな。そのセッションでは、相手の立場になって考えたりしたんですが、相手の立場になったら、別にいいじゃん、そんなの求めてないよ、ってことに気がつきました。
ポイント
愚痴を吐き出すことが通常の会話だとしたら、愚痴から「課題」を引き出すことができるのが、コーチングの対話ですね。
自分が目線を向ける感覚が大事だな、と
毎回「あ、そっか」と気づきがあって、すごくよかったです。自分の中で悶々としていたものを、セッションで、すっと立て直せて。「ま、そうだよね」ちゃんと考えたらそうだよな、と。セッションを受けてなかったら、たどり着いてなかったと思います。起動修正が出来たっていうのは、大きかったです。
仕事を辞めた後、自分でやろうって決めたのですが、英会話を小中学生向けにやると決めたものの、自分にビジョンがないことに気がつきました。あさみさんに、つついてもらって、「 誰向けにやってんだろう?」ってなって… 分かっていたつもりでも、質問してもらえたことで、しっかり目線を向けることが出来ました。
小中学生向けのレッスンの形ができる前に、小学校6年生で中学生になる子の親から、「英会話教えてください」って、声がかかって、「私、大丈夫。ちゃんと準備してた。」と思いました。結果的には、この形で 人は集まらなかったのですが、ちゃんと自分が目線を向ける感覚が大事だな、と気がつきました。
ペルソナみたいな感じで、こういう人に向けて、ビジョンとか、理想像を持っているのは、いいなと。「英会話の仕事で稼げるように」という目標だけでなく、「じゃあ、何歳?」とか、具体的に考えていくことって大事な、と。
価値観が満たされている感覚
価値観のワークや、朝活で「褒める」「褒められる」体験をしたことで、自己肯定感が上がったというか… それまでは、自分の好きなことも、あまり分かってなかったんです。これやったら、自分好きだとか、こういう環境が好きだっていうことに気づけて、そこから、なんか楽しいことが増えました。
大きかったのは「悦び」みたいな言葉に気がついたことで。今まで、自分の人生で「悦び」なんて言ったことはなかったんですけど、悦びがテーマだなって気がついてから、「悦ぶ習慣」という本を見つけました。それを読んで、リハビリみたいな感じで、1個ずつやってみようと思って。そこから、すごく変わりましたね。落ち込んでいたことは、すっかり、忘れちゃいました。(笑)
例えば、環境を変えようって思って、部屋をパワースポットにしようと思って、パワースポット化で忙しかったです。パワースポットって、どういうのだろう?と思いながらも、とりあえず、実験をしていました。何が、パワースポットなのかも、分かってなかったんですけど、考えてやっていたのが、単純に面白かったです。パワースポット化自体も楽しんでいたのですが、目標ができたのが、嬉しかったかもしれないです。
以前から、断捨離した方がいいっていうのは分かってはいたんですが、綺麗にするっていう目標っていうよりかは、すごくしっくりきました。部屋がパワースポットになることによって、自分の場所だし、 自分が悦べるし、悦ぶことのメリットも価値観で出てきて、行動につながったかな、と思います。価値観が満たされている感が、多分あったんだと思います。
気がついていなかったですね。以前は「自分の価値観」をパッとは言えなかったのもありますが、今までは、「悦び」っていう言葉は出てきていなかったんですよね。「改善」とか「効率が好き」とか、結構、硬い価値観のような言葉は出ていたんですが。「悦び」のような、ふわっとした感じは出てきていなくて。自分の価値観に気づいたことは、変わったきっかけですね。
「そんなに頑張らなくてもいい」ということに気がついたら、身軽になった
変わりましたね。あさみさんとのワークで価値観を言葉にして、それを書き起こして、常に唱えるというか、常に見返して、「そうそう」みたいなことをやっていたんですけど、自分が大事にしているものを、時間をかけて価値観を出したので、日々の生活で忘れてしまっても、見たらこうだったって、思い出す。セッションの時間以外でも、日々の生活で戻れるっていう感覚がありました。スマホの待ち受けにもして、その時期はリハビリをしている感じでした。
気がついてから、どんどん行けるようになりましたね。最初の頃は、モヤモヤを取り除く作業だったと思います。「何で落ち込んでいるんだろう」という考えから、「こういうことが自分は好きなんだ」って、落ち込んでいることを考えなくなりました。
ポイント
「何で落ち込んでいるんだろう」って、過去に目を向けていたSさんから、「こういうことが自分は好きなんだ」と今に目を向けることのできるSさんになっていますね。
いつも、つまずいていた、物事に対しての捉え方も、「そんなに頑張らなくてもいい」ということに気がついて、なにかあっても「はい、おしまい」と捉えられるようになりました。「これはいい」みたいな。すごく身軽になって、じゃあ今度は「これをやろう」「あれをやろう」というのが、仕事を辞めた段階で、わーっと出てきました。
色々、のっかってましたね(笑)
海外に行く前も、やりたいことを100個挙げたりしていましたし、海外にいた時も、自分のお店をやりたいとか、こういうのやりたいとか、書いていたんですよね。行動には移してはいなかったんですが、その気持ちはあったんだと思います。
コーチングを受けてどうなった?⇒自分も同じように気づきを与えたい
もう全くないですね。別れた直後は引きずっていたのですが、「そういうもんだよね」みたいに、すごく早いこと切り替えられました。逆に、そういうことが起きてよかったなっていう風に、今は思えます。共依存って言われたり、出会いと別れがあったから、今、こういう風になれたなって思います。
「共依存」のままだったら、多分、元々お付き合いしていた人のことを、恨んでいたかな、と思います。「こんなに尽くしたのに」って言ってそうだな、と。
今、コーチングを学んでいます。コーチングを学ぶことが出来ているのも、 自分にとってすごく大きいことです。今後は、自分も同じように気づきを与えたいっていうのもありますし、他に、今、やりたいと思っているのが、瞑想インストラクターです。他にも、まずは、地域を盛り上げたいというのも、はっきりあって、そこに向かってやっています。
やりたいことが、色々あるんですよ!
どんどんやっていこう!って感じですね。もうやることになっているんで(笑)日々の小さいところは、コーチングの要素を思い出して、そこに目線向けるとか、自分の価値観を満たすようにしていきたいです。
6カ月前は「空っぽ」「何をしていいのか分からない」状態だったSさん。現在のエネルギッシュで、どんどん行動されている姿からは、全く想像できません。
誰だって落ち込むことはありますし、「何をしていいか分からない」状態になることはあります。
Sさんの伴走をさせていただいて「鐘のように、たたけば響く方」だなぁ、と感じていました。
錆びている鐘はいくらたたいても響かないけど、鐘を磨いていくことで、少したたけばすぐ響いてくれる。そんなことをイメージさせてくれる素敵な方でした。
Sさんのように、コツコツと鐘を磨き、自分の感覚や価値観を研ぎ澄ませて、自分の心の声を聴いてあげられる人が増えたら、世界がもっと心地よくなりそうですよね。
Sさんの周りからも幸せの輪が広がっていきますように。
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